以前の記事で、
ChatGPTのLibraryに溜まった画像やファイルを整理・削除するツールを開発している
という話を書きました。
その後も開発と実際のLibraryを使ったテストを続けており、
以前よりかなり形になってきました。
これまでのテストでは、
8,000件を超えるファイルの走査も確認しています。
まだ正式版ではなく細かな調整も続いていますが、
今回は現在どこまで開発が進んでいるのか、
実際の画面を交えながら途中経過を紹介します。
前回の記事はこちらです。
⇒ ChatGPTのLibraryにファイルが溜まりすぎたので、整理・削除ツールを開発しています【開発進捗】
◆この記事を読むのにおすすめの人
- ChatGPTをよく使っていて、Libraryに画像やファイルが大量に溜まっている方
- Library内のファイルを一件ずつ手作業で削除するのが大変な方
- すべてを一括削除するのではなく、「日付指定(いつからいつまで)」で削除したい方
- すべてを一括削除するのではなく、「チャットタイトル指定」で関連ファイルを整理・削除したい方
- Libraryの件数が多く、全部を一度に走査せず途中まで確認して整理したい方
- ChatGPT Library整理・削除ツールの開発状況が気になる方
実際のChatGPT Libraryを使ってテストしています
現在はテスト用のデータだけではなく、
私自身が普段使っているChatGPT Libraryを実際に走査しながら確認しています。
基本的な流れは、
いきなりファイルを削除するのではなく、
まずLibrary内にどのようなファイルがあるのかを走査するところから始まります。

Libraryの状況によっては大量のファイルが存在するため、
実際の使用を想定して繰り返しテストしています。
これまでには8,000件を超えるファイルの走査も行っています。
今回掲載している画面では、
1,276件・約5.81GBのファイルを走査した状態です。

ファイル数だけでなく、容量や拡張子も確認できます
Libraryを整理するとき、
単純なファイル数だけでは実際にどのくらいの容量を使っているのか分かりません。
そこで現在のツールでは、
走査済みのデータから、
- ファイル数
- 総容量
- 拡張子の種類
- 拡張子ごとの件数
- 拡張子ごとの容量
- 走査時間
なども確認できるようにしています。

自分のLibraryを実際に調べてみると、
画像だけではなく、
動画、ZIP、PDF、DOCX、TXT、JSONなど、
かなり色々な種類のファイルが溜まっていました。
こうした情報を先に確認できれば、
「何が大量に溜まっているのか?」
を把握してから整理できます。
「いつからいつまで」の日付範囲を指定して削除できます
このツールで重視している機能の一つが、
日付を指定した削除です。
たとえば、
2026年7月1日から
↓
2026年7月31日まで
というように期間を指定し、
その範囲に該当するファイルだけを削除候補にできます。
つまり、
Libraryを全部消す必要はありません。
「古いファイルだけ整理したい」
「この期間に作ったファイルだけ消したい」
といった使い方を想定しています。
現在のテスト版では「時・分」まで指定できるようになっていますが、
実際に使ってみると少し細かすぎるため、
正式版では日付単位でもっと分かりやすく指定できる形へ調整する予定です。
チャットタイトルから関連ファイルを探す機能も追加しました
日付だけではなく、
ChatGPTのチャットタイトルを使って関連ファイルを探す機能
も実装しています。
たとえば、
「このチャットで作った画像やファイルを整理したい」
という場合です。

タイトルを選んでチェックすると、
そのチャットに関連しているLibrary内のファイルを調べます。
今回のテストでは、
一つのタイトルから22件の関連ファイルを確認できました。

日付では範囲を決めにくい場合でも、
「この作業で使ったファイルをまとめて整理する」
という使い方ができます。
削除ボタンを押す前に、まず候補をプレビューします
ファイルを削除するツールなので、
ここは特に慎重に作っています。
日付やタイトルを指定しただけでは、
すぐに削除は実行されません。
まず、
削除候補をプレビューします。
そこで、
- 削除候補の件数
- 削除候補の容量
- 対象となるファイル
- 対象となる日時
などを確認したうえで、
実際の削除へ進む仕組みにしています。

また、
誤操作を減らすための30日前を基準とした安全設定なども入れています。
もちろん必要であれば期間を変更できますが、
最初から最近のファイルまで大量に選択してしまわないようにするための機能です。
大量のLibraryでは「途中まで走査して整理」できるようにテスト中
今回さらに追加しているのが、
走査を途中で停止して、そこまでに取得した範囲だけを整理する機能です。
これはLibraryに非常に多くのファイルがある場合を想定しています。
たとえばLibraryに10万件のファイルがあるとして、
毎回10万件すべてを走査しなければ整理できないとなると大変です。
そこで、
5,000件まで走査
↓
手動で一旦停止
↓
取得済み5,000件の中から削除候補を確認
↓
必要なものだけ整理
という使い方ができるようにしています。
実際にテストしたところ、
途中停止した走査データから削除候補を作るところまで動作を確認できました。
ただし途中停止した場合は、
Library全体を最後まで調べた結果ではありません。
そのため、
「これは走査済みの範囲だけであり、Library全体を確認した結果ではない」
ということが利用者に分かるよう、
警告表示も入れるようにしています。
実際に自分で使うと、細かな改善点が次々と見つかります
開発しているだけでは気付かなかったことも、
実際に自分のLibraryで使ってみると色々と見えてきます。
今回も、
- 日時指定に「時・分」まで本当に必要なのか?
- 途中停止したデータを有効活用できないか?
- Library全体を走査していない場合の表示をどうするか?
- 削除前の確認をもっと分かりやすくできないか?
といった部分を実際に使いながら見直しています。
特に削除日時については、
個人的には「○月○日から○月○日まで」という
一日単位の指定で十分だと感じているため、
現在さらに簡略化を検討しています。
ツール本体だけでなく、販売に向けた準備も進めています
以前の記事を書いた時点では、
まずツールそのものを動かすことが中心でした。
現在はそこからさらに進み、
ツール本体だけではなく、
販売後に購入者が利用を開始するための仕組みについても準備を進めています。
購入後の登録や認証など、
実際に販売するのであれば必要になる部分についてもテストしています。
ただし、
まだ正式な販売開始ではありません。
削除ツールという性質上、
動作するだけではなく、
実際に繰り返し使って問題がないかをもう少し確認したいと思っています。
「作れるか?」から「普段使いできるか?」の段階へ
開発当初は、
「ChatGPTのLibraryに溜まった大量のファイルを、自分で整理できないだろうか?」
というところから始まりました。
現在は、
単純に削除できるかどうかという段階から、
- 大量のファイルでも使えるか
- 必要な期間だけ整理できるか
- チャット単位でも整理できるか
- 途中停止しても使えるか
- 削除対象を事前に確認できるか
- 誤操作しにくいか
といった、
「普段使いできるツールにできるか?」
を確認する段階まで来ています。
まだ細かい部分は変更すると思いますが、
前回の記事を書いた頃と比べると、
かなり完成形が見えてきました。
もう少し自分自身で使い込みながら調整し、
「これなら他の方にも使ってもらえそうだ」
と思える状態まで仕上げたいと思います。
前回の記事もあわせてどうぞ
今回のツールを作り始めたきっかけや、
初期段階で考えていた仕組みについては、
前回の記事で詳しく紹介しています。
ChatGPTのLibraryにファイルが溜まりすぎたので、整理・削除ツールを開発しています【開発進捗】
正式に販売できる状態になりましたら、
機能や使い方、導入方法なども改めてプレコワークスで紹介します。
それでは引き続き、開発を進めていきます。
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